ただのジャニオタ日記

アラサーでエイターでジャニオターのyazaaiが日々思ったことを、そりゃあもう勝手気ままに書き連ねるだけの日記です。

私、今さらKinKi Kidsの沼に落ちました

『Endless SHOCK』をついに観に行ってしまいました。

 

しかも2回も!

 

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しかもしかも、2回目は幸運にも前から10列目あたりのど真ん中のお席に誘っていただき、終始「吐きそう…!」と思うくらい、王子が目の前&真上におりました。

 

私は、中学生のときSMAPという最強集団に出会い、木村拓哉様をそれはそれは崇拝しておりました。
※話すと長くてキモいので、万が一、「聞いてやってもいいよ」っていう珍しい方がおりましたら、過去のブログをご参照いただけますと幸いです。

 

KinKiさんたちは、昔SMAPのバックについていたので「ほんまに頼りにしてまっせ~」「むっかっしなつかし、わらべ歌~♪」と、かわいく踊っていた時に生で観た記憶のみ。

といっても、年齢的にかなりドンピシャな上に、彼らの「現役感」はすさまじいので、私の人生の中にKinKiさんの曲や活動が自然と刷り込まれていたのは事実です。


でもでも、まさかこんなにも沼に落ちるとはまったく予想していませんでした。

 

私が沼に落ちたのは、確実に東京ドームでのコンサートがきっかけです。

 

私は、「SMAP沼」に定住した後、新たに「関ジャニ∞」という底の見えない沼に落ちまして、立派なエイターとして日々楽しく暮らしておりました(←なぜか童話風)

 

お友達の少ない私ですが、エイターを愛する「相方ちゃん」と呼べる人がいて、それはそれは毎週末、彼女の家に集合してはエイトのDVDを観て「かわいい、かわいい♪」と盛り上がっていたのでございます。

 

が…! ある日のこと。

 

相方ちゃんが「KinKi Kids」という沼に落ちました。
(しかも私の足首をガッチリとつかんだまま)

 

正確に言うと、相方ちゃんは“出戻り”で、学生時代にはKinKiさんのライブに行ったりアルバムを買ったりしていたんですよね。

そんな、KinKi熱が再燃した相方ちゃんと、週末はKinKiさんのDVDを観てキャッキャするようになりました(外に遊びに行けよww)

 

でも、今思えばこの時の私は、まだ沼の入り口に立っていたに過ぎなかったのです……(急に恐い話風)

 

あと一歩のところで踏みとどまる私に、相方ちゃんから

「東京ドームのコンサートチケット」

という沼への招待状が届きました。

 

怖いな、怖いな。なんかヤダなぁ……

 

とは一切思わず、ソッコーで(なんなら飛び跳ねながら)お誘いを受けたのでした。

 

KinKiさんのライブは、沼のフチに立つ前から「生きてるうちに一度は行ってみたい」と思っていたんですよね。「二人の神々しい姿と美しい歌声を生で聴いてみたい!」と。

 

それに、不謹慎な理由かもしれませんが、剛さんが突発性難聴を患ってからは、とても彼の状態が気がかりでした。

彼が病状を語るたびにメンタル面も含めて“堂本剛”という人間に強く惹かれ、彼の“概念”を理解したいと思うようになりました。


それと同時に、隣りにいる“堂本光一”という人のスタンスや「KinKi Kids」というユニットのバランスに惹かれるようにもなりました。

 

そんなこんなで人生で初めて生のKinKiさんを観に行くことになったわけです。


フルオーケストラを背負って歌う二人は、もう、本当に、「同じ世に生きる同じ人間」とは到底思えませんでした。

 

剛さんのツヤっぽくて憂いのある歌声と、光ちゃんの力強くて繊細な歌声。
別々なのに一緒で、「KinKi Kids」でした。

 

ペンライトもうちわもない、ジャニーズのコンサートでは異例の雰囲気だったけど、開始2曲で泣きました。

 

一生懸命、音を聴きながら集中して歌う剛さんと、きっといつもと何も変わらないのであろうブレない精神で堂々と歌う光ちゃんが尊くて、尊くて…。

あまりにも美しくて

 

「本当にあそこに立ってる? 初音ミク的なヤツじゃない? ペラペラじゃない!?」

 

ってずっと思ってました(笑)

 

そんな衝撃の生KinKiさんを経験した時点で、すでに足下は完全な沼地ですよ!(すでにユッルユルのヤツ)

 

そんな私を、「あーらよっ!」と沼に突き落とした偶然がもう1つ。それは……

 

エイトさんが年末年始にツアーをやらなかったことです!!!(ドーーーン)

 

これだけ聞くと、かなり意味不明ですよね。
でも、実はこれが結構大きくて。

 

エイトは今まで夏は小さなアリーナ会場で「リサイタル」、年末年始はドームツアーというのがお決まりでした。でも、去年からドームツアーが夏にお引っ越しになり、年末年始はライブがなかったんです。

 

でもでも、年末年始って一番お休みが取れる時期じゃん?(社会人的に)
しかも、やっぱり年末年始って「どっか行きたい欲」がすごいじゃん!?(オタ的に)

 

そんなとき、私の耳にどこからともなく

「KinKiのカウントダウン、行っちゃえよ! 京セラドーム、行っちゃえよ!!」

というささやきが聞こえたのです…!(いやもう、それ自分のさじ加減だから)

 

相方ちゃんは、私より先にズブズブだったので

私「カウントダウン行く?」
相方「行くー!」

ということで、ソッコーでチケットを探して遠征してしまったのです。
(幸運なことにチケットをお譲りいただけたのも神に導かれてる←)

 

開演は夜10時だったので、それまではホテルで紅白歌合戦を観てエイトを応援しつつ、いざ出陣!
席についてみたら、これがまぁなんとも神席で目の前にお二人がいるという

「これって今、現実?」「夢?」「ちょっとなんか吐きそう…」

というこの世で一番最高の年越しを経験したのでした。

 

KinKiさんは、お衣装も本当にすばらしくて

「この二人はどこの国を統治してるの? その国の名前教えて! 一生、税金納めたい!!」

と重たい愛の押しつけ願望を抑えきれないほどの王子感と気品に溢れているんですよね。

 

「The・王子」の光ちゃんは、襟が高めの白いジャケットに白いパンツでブーツin。白馬に乗ってやってくる系男子。
アンニュイな魅力を持つ剛さんは、奇抜にカットされた布を芸術的に縫い合わせた世界各国のオシャレを融合した衣装。優しい笑みをたたえてお城でお出迎えしてくれる系男子。

 

ロープレのゲームなら、

光ちゃんは剣を武器に敵陣に切り込んで行く勇者。

剛さんは、謎の呪文で体力回復してくれる魔法使い。

↑私の脳内ではこう変換されてる♡

 

あぁ…なんでこの二人が出会ったの? 運命? もう…神様……、尊すぎてしんどい…。

 

しかも、二人のお衣装はまったく違うデザインなのになんだかシンクロしてて、もう…「作った人誰ですか?」「この想い、どうしたらあなた様に伝えられますか!?」っていう感謝しかなかったです。

マジで衣装展やってほしい!何時間並んでも観に行く!!(熱望)

 

 

と…まぁ、お衣装だけでもこの熱量で語れるくらい、気づけばズブズブになってたわけです。
でも、こんな「沼に落ちるしかないロード」を歩んでも踏みとどまれる人っていますか? いたらぜひとも教えてほしい! いや、絶対いない!!←自己肯定

 


で、で! そんな沼落ちホヤホヤ(←なんか新語が誕生した)の私に追い打ちをかけたのが『Endless SHOCK』ですよ!
こんなに立て続けに現場があるなんて、いくらなんでも怒濤すぎやしませか? これで落ちない人いる?(いない!!←自己肯定ver.2)

 

私、今までSMAP関ジャニ∞関連しか生で観たことがなかったので、ジャニーズのお家芸と言われるフライングを観たことがなかったんですよ

(ついでに言うと、SMAPはJフレもカウコンも運動会も仲間はずれだったので観に行ったことがありません…涙)

 

『SHOCK』には、亮ちゃんも大倉くんも出演経験がありますが、残念ながらそのときはまだ私はSMAP一筋の気が狂ったヤツだったので、間に合いませんでした。

 

そんなこんなで、帝国劇場に足を踏み入れたのも人生初。


駅から近いと聞いてたのに、間違えて国際フォーラムの周りをグルっと一周しちゃったよね(笑)THE・初心者☆テヘッ

 

中に入ると、お客さんはご年配の方も多くて、ご夫婦もチラホラ。なんだか歌舞伎などの伝統芸能を毎年恒例で観に来ている人々…みたいなプロっぽい(?)雰囲気が漂っておりました(急に緊張…!)

 

このとき、私が『SHOCK』について持っていた知識といえば、

「階段落ち」と「二階に降り立つ」

ということのみ。

ストーリーもほぼ知らず、出だしに

堂本光一です。今年も『SHOCK』の季節がやってきました」

って本当の自分として挨拶してくれただけで「こんなの初めて…!」と感動しました(みんなー!私の気持ち通じてるー?)

 

人生初『SHOCK』は二階席だったので、光ちゃんがはしごを渡って二階に“スタッ”と降り立ったときは、

 

「お母さーーん! あのお兄ちゃん、空飛んでるよーー!!!」

 

と叫びたくなるほどの衝撃と感動でした。

それくらい、フワッと飛んでいるように見えて…。

でもでも、ステージに戻って行く時によく見ると腕の筋肉はモリッモリで、本当はものすごい力とバランスが必要なんだと気づいた時には胸が張り裂けそうでした。

 

「いつも通り」「なにごともなく」やるのがどれほどすごいことか…。

なんか思い出しただけで泣きそう。

 

二階席でも十二分に感動して、王子の写真までお買い上げして帰ったのですが、こんな素晴らしい舞台をなんと前から10列目でもう一度観れる日が来るなんて……(涙)

 

2回目の観劇は、ストーリーもわかっていたのでとても集中して観ることができました。ただ、なんといっても

王子が近い!!!ずっと近い!!!!

緊張…!(←王子の視界にお前は入ってないからw)

 

私のホント真上をキレイに旋回する王子は、キラキラしていて同じ人間とは思えませんでした(何度も使っちゃうけど、もうこの表現しか思いつかない…!)

 

どうしたらあんなふうに生きられるんだろう…
私、太ってる場合じゃない!←

 

って思いました(それな)

 

思いっきり腕を伸ばしたら足つかめるんじゃないかってくらいの距離を優雅に舞う王子が、もう…なんていうか…

 

「同じ時代に生まれてくれてありがとうーーーー!!!!!」

 

でした(語彙力)

 

初めて『SHOCK』カンパニーに触れて思ったのは、ストーリーは素晴らしいし、フライングもダンスも殺陣もすべてがエンターテインメントだというのは本当にもちろんそうなのですが、やっぱりカンパニーとしての一体感と、すべてをまとめて頂点に立ち続けている堂本光一という人間のすごさに心が震えました。


“ライフワーク”という言葉には、“ビジネスではない趣味的な”というニュアンスが含まれている気がしてあまりピンと来ないのですが、

この『SHOCK』というものは堂本光一という人生を作り上げる大きな要素なのだろうということをひしひしと感じました。

 

私は、このタイミングで沼に落ちたド新規なので想像でしかないのですが、きっと『SHOCK』という箱に乗り込んだときはこんなに長く大きなものになるとは誰も予想してなかったのではないかと思います。
でも、だからこそ、1600回以上も続けている堂本光一という人は、心底素晴らしくて魅力的でキラキラしているのではないかと思いました。

 

あと、個人的な備忘録として追記しておくと、フライングの金具(?)を付け終わった後、肩トントンして合図するふぉ〜ゆ〜さんに「うん」って目配せする王子が超絶かっこよかったです。

 

あとあと、和太鼓叩くとき、優馬くんと目配せして息を合わせてるのもかっこよかったです!(目配せフェチ♡)

 

観劇後、相方ちゃんの家で大倉くんが出演していたときの『SHOCK』のDVDを観たのですが(帰れよw)
想像以上に同じ展開、同じ動き、同じセリフで、これを毎回、ダレずに全力でやり続けられるなんて…と、本当に尊敬しました。

 

それと同時に、こんなに心震える『SHOCK』という世界に毎年浸りながら、ちゃんと毎回、現実に戻ってきてお仕事してるファンの皆さんって超人!って思いました(マジで)


私は、まったく現実に戻って来れず、こうやって文章を書いて『SHOCK』の世界に浸り続けております(ヤバい世界のトビラ開いちゃった感がすごい…)

 

そして、帰り道に気づいたんです。

 

「こんなにバッキバキでキッラキラで最強な堂本光一の隣りに、同じレベルで別角度から心わしづかみにしてくる堂本剛がいるKinKi Kidsってヤバくない…!?」

 

もしも光ちゃんの隣りにいるのが、うちの会社のさえない男子でも私はKinKi Kidsを好きになるでしょう。それなのに………!(絶望)

 

堂本光一の概念」
堂本剛の概念」
KinKi Kidsというものの概念」

 

これらを理解するために、私は20年にも及ぶこれまでの活動の軌跡を辿る旅に出たいと思います(探さないでください)

エンドリさんも奥深そう…(小声)

 

KinKiさんには、不思議と「もっと早くファンになっていたかった!」という思いは芽生えず、今の二人を好きになれてよかったなという温かな気持ちでいっぱいです。

何年か経って『薔薇と太陽』や『Topaz Love』を聴き返したとき

「私、あの頃、すり切れるほど聴いてたな……(遠い目)」

なんて思う日が来るのかな。

 

ま、ちょっとよくわかりませんが(笑)、今はまだ私が知らない「KinKi Kids」がたくさんある! 観たい! 知りたい! 歌いたい!! というワクワク感でいっぱいです。

 

まずは、帝劇で買った『SHOCK』の舞台裏的なブルーレイを観て「座長・堂本光一」のすごさに触れたいと思います。

もし、ド新規でも受け入れてくださる心優しい図書委員先輩がいらっしゃいましたら、ぜひとも「これは観といた方がいいよ!」というオススメ作品をこっそり教えていただけたら死ぬほど嬉しいです。

 

とにもかくにも、

 

KinKi Kids最高ーーーーー!!!!!!!

 

です!!!