「円卓」に観る丸山隆平の潜在能力
「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」公開日に観てきましたー!
前情報ゼロで観たけど、なんとも不思議な世界観で、いろいろ“考えさせられる”……
というよりは「あれはこういうメッセージだったのかな」と“考えたくなる”映画でした。
こっこちゃんみたいな考え方の子がいっぱいいたら、国際問題もいじめも、答えがないような難しい問題はみんな、問題じゃなくなるのかもしれないと気づかせてくれる内容でした。
ファンタジーっぽいのにファンタジーじゃないところも、個人的には好印象だったなぁ。
こっこちゃんの一番の理解者で、こっこちゃんが尊敬しているのがおじいちゃんの石太なのですが、
最後にこっこちゃんが手書きで書いた「石太」って文字が見える場面があって、それを観た時すごくグッときました。
全体的にすごくシンプルな考え方に気づかせてくれる、ステキな映画でした。
あんまり詳しく書くと完全なネタバレになっちゃうので、物語の感想はこれくらいにして…。
あとはとにかく、マルちゃん、いい!!
っていうのが私の感想です(自担に甘い盲目系女子じゃないよ☆)
まず、ビジュアルがちゃんと小学校の先生って感じなんです(これはスタイリストさんの力かもしれないけど、それも含めてマルちゃんの魅力とする!!)
マルちゃんって、顔がフツーに男前じゃないですか。
(え…?何か問題あります?)
でも、肌に貼り付きそうな薄い素材で、色が絶妙に微妙なおじさんみたいなポロシャツを着たマルちゃんは、思わず
「先生ってそんな(ダサイ)服、着てる着てる!」
って拍手したくなるビジュアルでした。
演技力もさすがで、生徒からも先生同士の間でも好かれるいい先生なんだろうなっていうのが短い出演時間ですごく伝わってきました。
ものすごく情熱を持って先生をやってるって感じではないんだけど、愛情を持ってやってる感じ?
デリカシーにはちょっと欠けてて、年頃の女の子の扱いは苦手そうだけど(っていうか苦手ってことにも気づいてないかも?)、悪気はまったくなくて、分け隔てなく平等に接する。。。
初のマルちゃん先生は、そんなふうに見えました。
とにかく、今回観ていて思ったのは
マルちゃんにもっと演技のお仕事を!!!!
ってことです。
モノマネしたり、「四方八方どーん!」っていきなりヘンなキャラ出してきたりするマルちゃんは、感情移入も変幻自在なんだろうなって思います。
“器用”って言葉とはちょっと違うけど、人のキモチとか、こういう時どういう行動をするかとかが、自然と想像できてスッと役が入ってくる、みたいな人なのかなって。
普段の生活でも、きっと相手のキモチを考えて、想像してるからこそできることなんだと思います。
昔、『情熱大陸』でニノが自閉症の男の子を演じる現場に密着してたとき、
「よーいスタート!」の声で振り返った瞬間に、自閉症の男の子になってたっていう場面があったんだけど、なぜかそれを思い出しました。
とにかく、マルちゃんにはいっぱいいろんなお芝居をしてほしい!
「30歳でオレの役者人生が花開いて〜」
って酔っぱらいながらヨコに話したことが、現実になるなんてやっぱりマルちゃんはすごい!
繊細な性格は、きっと役者向きなんでしょうね〜。
いろいろ書きましたが、とにかく私が言いたかったのは
役者・丸山隆平が大好きだー!!!
ってことです(はい、キモくてすみません)。